「イタチに侵入された」
「屋根裏を飛び回る音がする」
「強烈な悪臭がする」

こんなお悩みにお答えしていきます。

まさかイタチの被害にあうとは思ってもみなかった。
被害は突然やってきます。
イタチはとても凶暴で、食害だけでなく、棲みつかれると住居や人体に被害を及ぼします。
イタチが繁殖し被害が拡大する前に、早期に駆除することが必要です。

しかし、いざ被害にあってしまっても「どう対処すればいいの…」と悩んでしまうでしょう。

そこで、この記事では、以下の内容を解説していきます。

・イタチの生態
・イタチによる被害とは
・予防や駆除方法
すでに被害にあって「すぐ解決したい」と悩んでいる方だけでなく、これからイタチの被害にあわないように予防したい方にも読んでもらいたい内容になっています。

ぜひ、この記事を参考に、イタチの被害に悩まされることから解放されてください！

イタチとは？

イタチは、哺乳類の一種で、ネコ科に属する動物です。

長く細い体で、小さな耳、短い足、鋭い爪を持ち、非常に俊敏で素早い特徴があります。
わずかな隙間があれば通り抜けられ、木登りや泳ぐことが得意です。
雑食で果実やニワトリ、ウサギなど小動物も捕食し、性格は獰猛です。

イタチの被害

実際にイタチによる被害はどのようなものがあるでしょうか。
ここでは被害別に解説していきます。

物理的被害

イタチに棲み疲れてしまうと、寝床にするため断熱材を荒らされたりして家屋を損傷させたりします。
また、フン尿などにより天井裏や壁にシミをつける原因になります。

物理的被害

イタチに棲み疲れてしまうと、寝床にするため断熱材を荒らされたりして家屋を損傷させたりします。
また、フン尿などにより天井裏や壁にシミをつける原因になります。

悪臭被害

イタチはマーキングをするために同じ場所で排泄するため、強烈な悪臭を発する原因になります。
ひどい場合は、家にいられないほどの悪臭になるケースもあります。

害虫被害

イタチが棲みつくと、ダニやノミといった害虫を持ち運んでくる恐れがあります。
また、フン尿から虫が発生しあらゆる害虫の発生原因になります。

健康被害

イタチに寄生しているダニやノミが飛び回ることにより、喘息やアトピー性皮膚炎などアレルギー症状の健康被害を引き起こす恐れがあります。

イタチの予防

様々な被害をもたらすイタチなので棲みつかれてしまうと大変です。

まずは、イタチが入り込まないよう予防することが大事。
ここでは、イタチを寄せ付けないための予防策を解説します。

エサを無くす

まずは、イタチのエサとなるようなものを放置せずに撤去することが重要です。
また、イタチの捕食対象となるネズミや鳥の害獣が棲みついている場合もイタチを寄せ付けてしまう原因になるのでしっかり駆除しましょう。

薬剤（忌避剤）

薬剤による予防は、イタチが嫌う臭いを活用して寄せ付けない方法です。

害虫・害獣対策として販売されている木酢液や、殺菌・消毒効果があるクレゾール石鹸液はイタチにも忌避効果があります。

他にも、動物用の忌避剤が市販されていてイタチにも効果的です。

侵入口を塞ぐ

侵入口を塞いでイタチに入り込ませないように対策することも重要です。

作業前にイタチがいないことを確認して、侵入できそうな箇所を塞ぎます。
わずかな隙間でも侵入されてしまうため、屋根裏や床下の隙間を網やネットで入られないようにします。

臭い

家庭にある料理酢や漂白剤などもイタチが嫌う臭いで予防に期待できます。

臭いが薄いため頻繁に散布する必要がありますが、スプレーなどで手軽に予防できます。

ハーブの臭いもイタチは苦手なため効果的です。
特にミントは他の害虫や害獣も嫌がる臭いなのであらゆる予防対策として使えます。

光

イタチは夜行性のため、強い光を放つグッズも予防効果が期待できます。
点滅するライトや、光が当たる場所にCDを吊り下げておくと反射して効果があります。

超音波

超音波による予防も効果的です。

置くだけですぐに利用でき、ネズミなどにも効果があるためあらゆる対策になります。
しかし、ペットがいる家庭ではペットにも影響があるため注意が必要です。

イタチの駆除方法

ここではイタチの駆除方法を解説していきます。
しかし、イタチは鳥獣保護法により許可なく捕獲することは禁じられています。

自治体への手続き

まずは、お住まいの自治体に捕獲許可を申請しましょう。

自治体によっては捕獲器を貸出している地域もあります。
狩猟免許の必要有無、捕獲後の処分方法についてもあわせて確認しましょう。

罠の設置

罠を仕掛ける際は、イタチが通りそうな場所に箱罠を設置し、おびき寄せるエサを仕掛けます。
臭いが強いからあげやウィンナーなどの加工品がおすすめです。

イタチ捕獲後の処理

捕獲後の処理については自治体によって処分方法が違うので確認が必要です。

生態系のバランスを考慮し山中に放獣を指示されることが多いですが、捕獲者が対応することになるケースが多いです。

イタチ駆除の注意点

繰り返しになりますが、イタチは鳥獣保護管理法に指定されているので許可なく捕獲や処分することは禁止されています。

違反すると1年以下の懲役または100万以下の罰金に処される可能性があるため注意が必要です。
許可が下りて捕獲した場合は、責任をもってご自身で処分しなければなりません。
イタチは凶暴な性格なので噛まれたりしたら感染症になる危険性があります。
捕獲されたイタチは興奮状態でさらに攻撃的になるでしょう。

もし、ご自身での対処に抵抗がある場合は専門の駆除業者に依頼することをおすすめします。

イタチ駆除でバルサンは使用しないほうが良い

バルサンによるイタチ駆除の効果は見込めません。
むしろ逆効果になることもあるため注意が必要です。

そもそもイタチがいない時にバルサンを使用しても効果が期待できません。

さらに、幼獣がいる場合はあちこちに逃げて死んでしまうと、腐敗して処理が大変です。
ペットを飼っている家庭では、ペットへの影響も注意が必要です。

一見安価でお手軽なように感じますが、イタチの駆除という観点からはバルサンの使用は避けるべきです。

イタチ駆除の補助金

イタチ駆除についてはほとんどの自治体で補助金は出ませんが、一部の自治体のみ罠の購入補助制度があるところもあります。

イタチ駆除は害獣駆除業者に依頼したほうが良いです

イタチ駆除を害獣駆除業者に依頼する理由は以下の通りです。

1.専門知識と経験がある

害獣駆除業者は、イタチを含む様々な種類の害獣に対して専門知識を持っています。彼らは、イタチの習性や行動について詳しく知っており、最適な駆除方法を知っています。

2.安全性が高い

イタチを駆除する際には、特別な技術や装備が必要です。害獣駆除業者は、安全かつ効果的な駆除方法を使用し、周囲の人々やペット、環境に影響を与えることなく、イタチを駆除することができます。

3.法的規制に詳しい

イタチを含む野生動物は、法律で保護されている場合があります。害獣駆除業者は、地域の法的規制に詳しく、適切に処理することができます。

4.保証がある

害獣駆除業者は、駆除後に再びイタチが現れた場合に対処する保証を提供することができます。また、駆除前に、どのような方法を使用するか、どのような費用がかかるかなどを詳しく説明することができます。

以上の理由から、イタチ駆除を害獣駆除業者に依頼することが、最適な選択肢となります。

まとめ

イタチは人々の生活や農作物に被害を及ぼす害獣です。

とても獰猛な性格で家畜やペットにも危害を加えることがあり危険です。
わずかな隙間から侵入してきて、屋根裏などに棲みつかれると様々な被害を与えるので迅速な対応が求められます。
しかし、ご自身で対策をするのは非常に困難です。
もし、自力での駆除や予防対策が難しい場合は、ぜひ当社にお問い合わせください。